今回紹介するのは、コンバージョン率を劇的に上げて、ECサイトの売上を確実に高めるLP(ランディングページ)のテクニックです。
- WEB広告を出す
- LPに遷移
- 商品購入
という流れが一般化している中で、②LPに遷移から③商品購入につなげるテクニックとなっております。この7個のLPテクニックは『100%確実に売り上げがアップする最強の仕組み』という本の中で紹介されていたテクニックで、マナブログを運営しているマナブさんのYouTube動画の中でも紹介されていました。
出版されてから少し日がたってしまっていますが、LPを作る上で、参考になる部分が多々ありましたので、まとめていきます。
売上を上げるLP作成の大前提
まず、WEB広告の大前提を言うと
『ほとんどのWEB広告は無視される』
のです。この書籍の中で紹介されている一般的なネット広告のクリック率は0.1%前後で、その中から購入までたどり着くのは、本当に一握りなのが現状です。
そして、まずそのクリック率を上げるために本書では下記を推奨しています。
- ワンステップマーケティングとツーステップマーケティング
→直接、本商品購入ではなく、モニターやサンプルで見込み客を集めた後に本商品販売へ誘導するツーステップマーケティングの推奨。 - WEB広告から直接商品ではなく、必ずLPへ
→WEB広告から直接商品ページやトップページに飛ばすのはご法度。必ず広告にあったLPに誘導する
商品や業界にもよっては、上記も有効だなぁと感じたので、上記を適用した上でLPのテクニックへ移っていきます。
テクニック①: ファーストビューに「キャッチコピー・写真・申込アイコン」は必須
WEB広告をクリックした人は、8秒以内にサイトを読み続けるか判断するというデータがあります。
そんな中で、ファーストビューに商品を並べた写真だけ。といったLPだと効果は半減してしまいます。写真とキャッチコピーでグッと顧客の心を掴んで、すぐに申し込みできるように申し込みアイコンも設置しておくことを本書では推奨しています。
最近多いのが、デザイン性を重視してダラダラと長く綴ってしまうランディングページです。しかし、ひと目でどんなメリットがあって、購入意欲が冷めない内に申し込みまで誘導することがLPにおいて最重要事項と言えるでしょう。
テクニック②: WEB広告と連動させた設計にする
既述の通り、WEB広告をクリックしてくれる割合自体が大前提です。逆にクリックしてくれた人は、そのWEB広告のキャッチコピーや写真に興味を持ったということになります。
しかし、その広告をクリックした先のLPが全く異なるキャッチコピーや写真を使用していたらどうでしょう。
他のキャッチコピーや写真を気に入ってくれる確率もゼロではありません。ただ既に興味を持っているキャッチコピーや写真を使用した方が商品購入まで結びつきやすいのです。
なので、LPではWEB広告で使用したキャッチコピー、画像を使用する方が効率が良いと言えます。もし複数のWEB広告を出稿している場合は、それぞれのWEB広告にあった
テクニック③: 申し込みアイコンは緑で動きをつける
LPで軽視されがちなのが、申し込みボタンです。
申し込みボタンあってこそのLPで、商品購入へとつなげる重要な要素なのです。この申し込みボタンの色で、一番コンバージョン率が高かったのが緑の申し込みボタンだったと本書では紹介されていました。 これはFirefoxの世界規模の調査でも証明されているようです!
そして、その申し込みボタンがプルプルと動くなど、主張があった方がコンバージョン率が上がりやすいことも追記されていました。
テクニック④: オファー名はモニターとする
ツーステップマーケティング(すぐに商品購入を促すのではなく、最初にサンプルやお試しで試してもらう手法)をする際に、よく使用しがちな名称が
- サンプル
- お試し
- トライアル
などですが、最もコンバージョン率が高いのが『モニター』というオファー名と本書では説明されています。
ちなみに、コンバージョン率の高さで言うと
モニター > お試し > トライアル > サンプル
の順になっており、サンプルという単語でツーステップマーケティングを行うのは得策ではないかも知れません。
テクニック⑤: 見出しにキャッチーな言葉を使う
あなたがWEBサイトを見ている時は一語一句すべての単語を読んでいますか。
例えばこの記事。すべて読んでいるでしょうか。
見出しをさらさらっと読み進めていき、興味のある部分のみ、深掘りして読んでいく。といった読み方をしていませんか?
お客様も同様にLP上の全ての見出し、テキストを読んでいるわけではありません。なので、本文中というよりも、見出しにインパクトのある言葉・フレーズを入れることで、グッと顧客を引き込むことを意識します。
テクニック⑥: シナリオで情報→商品提案の流れを作る
LPで意識したいのが必ず「商品の押し売りをしないこと」です。
- こんな商品があります
- この商品はお得です
- 商品はこんな成分が入っています
- この商品おすすめです!
という風に商品の情報だけをただ羅列していくのは良い商品LPとは言えません。
必ず
問題定義の情報→商品情報
の流れを作ることが推奨されています。
例えば、ちょっと怪しく聞こえてしまいますがこんな感じです。
(問題提起)現在ECサイトの売上が上がらなく困っていませんか?
(商品情報)このツールを使うと多くの固定ファンを増やすことを可能にし、結果的に売上を上げることができます。
といった流れです。読んでいくうちに、つい商品を購入したいと考えてしまうようなシナリオが理想です。
LPなので商品情報を多く入れがちですが、商品情報のみにならないように気をつけましょう。
テクニック⑦: レビューをリアルに見せる
最後にお客様の声の重要性です。
やはり商品のレビューを見ることで最終的に購入判断をする人は多いはずです。私自身、Amazonでも楽天でも商品レビューを必ず見るようにしています。
そしてお客様の声も
× 匿名・顔写真なし
○ 写真あり、本名、年齢、地域
まで記載されていると信頼性が上がるので最後の購入の一押しとなり得るかも知れません。
LPで劇的にコンバージョン率を上げる方法まとめ
以上、劇的にコンバージョン率を高めるLPのテクニックでした。すべて自分のLPに落とし込むのではなく、自分の商品、業界に合いそうなテクニックを1つ、2つ取り入れてみるだけでもコンバージョン率を上げることができるかも知れません。
Shopifyを使用している方は下記記事も参考までに。
[Shopify App] PageFlyを使用してノーコードでお洒落なLPを作成する
また今回取り上げたのは、本書の中にあった沢山のテクニックを厳選したものです。より詳しく全部読み込みたい方は下記の書籍をぜひ手にとってみてください。
マナブログのマナブさんもYouTubeで紹介していた動画はこちらです。
マナブさんのYouTube動画
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。本日も良い1日を!