今回紹介するのは、 『Easy Tagging』という注文を条件ごとに自動タグ付けすることのできるアプリです。注文が1日に数十件も入ってくると、該当の注文を探すのに一苦労です。特定の商品が含まれていた場合に特定のタグを注文に付与する。特定の注文額以上の場合に、特定のタグ付けを行う。など、非常に細かな条件で注文をタグ付けすることができる超有能な有料アプリを見つけてしまったので、今回はそちらを紹介していきます。
今回は注文への自動タグ付けのみを紹介しますが、こちらのアプリは顧客や商品にもタグ付けすることができる優れものです。
有料アプリ『Easy Tagging』とは
https://apps.shopify.com/easy-tagging
Easy Taggingとは、DevCloudによって作成された有料アプリで顧客、注文、商品に対して自動タグ付けできるアプリになっております。
結構詳しく条件指定して、注文に自動タグ付けができるアプリになっているので非常に使いやすく、高機能なアプリとなっています。(実際自動タグ付けアプリはいくつか試したのですが、一番使い勝手が良く重宝しています。)
簡単な動画紹介(39秒)がありますので、もしお時間ある方は下記もご覧ください。
Easy Tagging アプリの価格
価格は下記のようになっています。
タグ付けする数 | 価格 |
2,000タグ/月 |
$4.99/月 |
10,000タグ/月 |
$9.99/月 |
50,000タグ/月 |
$19.99/月 |
200,000タグ/月 |
$49.99/月 |
おそらく、ほとんどの場合で一番下の月額$4.99のプランで足りるのではないでしょうか。月2000注文を自動タグ付けできるので1日換算約65注文タグ付けすることができる計算になっています。
Easy Taggingで使用できる条件
次に注文の自動タグ付けと言っても、どのような条件が指定できるのか気になりますよね。
最初Easy Taggingをインストールする前は、注文のタグ付けできるのって注文の合計金額と重量と、特定の商品が含まれてるか。くらいかなぁと思っていたのですが、全然でした。
めちゃくちゃ高機能です。
このline_item objectが大体使用できます。
https://shopify.dev/docs/themes/liquid/reference/objects/line_item
しかもorder objectで使用できる項目も多い印象でした。
https://shopify.dev/docs/themes/liquid/reference/objects/order
これは非常に優秀。とても細かい条件を設定できるEasy Taggingアプリで驚きでした。しかも自動タグ付けが2,000件まで月$4.99は安すぎます。
ちなみに、こちらがEasy Taggingの自動タグ付け条件設定画面です。
簡単に使用できる条件項目を説明していくと
- line_item.title 注文に含まれる商品名
- line_item.total_price 注文合計額
- line_item.quantity 各商品の数量
- line_item.shippment_tracking_company 配送業者
- billing_address.city 請求先の市区町村
- billing_address.country 請求先の国
- currency 通貨
- total_price 合計価格
- total_weight 合計重量
など様々な値で条件を作成することができるのです。(これはほんの一部でまだまだ使用できる値がたくさんあります。)
そして、下記が先ほどの項目値と比較できる条件です。
例えば、下記line_item.titleは注文に含まれる商品名です。
その商品名と
- equal to イコールなもの
- non equal to イコールでないもの
- contains 含まれるもの
- not contains 含まれないもの
- greater than よりも大きい
- greater or equal than ~以上
- lower than よりも小さい
- lower or equal than ~以下
- start with ~で始まる
- ends with ~で終わる
- in list リストに含まれる
- not in list リストに含まれない
- contains exact word 全く同じ単語が含まれる
- not contains exact word 全く同じ単語が含まれない
など様々な条件で比較ができます。
特に個人的にはcontainsがあるのがめちゃくちゃ便利です。
そして、2つ以上の条件を指定した場合「AND」か「OR」も選択できます。1つだけ条件指定できるだけでもすごいのに、それをさらに複数条件で組み合わせることができるのです。
「Apply the rule only on order creation」 で注文の作成時のみ条件適用し、注文のアップデート時などには条件判断しない設定ができます。
そして、最後にTHEN APPLY Tag Valuesの部分にタグを指定することで、この条件にあった場合、このタグが自動付与されることになります。
Shopifyのオーダー注文を細かい条件ごとに自動タグ付けできる有料アプリ まとめ
以上、注文に条件を設定して自動タグ付けを可能にする「Easy Tagging」というアプリのご紹介でした。
こちらのアプリは本当に優れもので、感動してしまったので、ちょっと記事自体も長くなってしまいましたね笑
おそらく注文の自動タグ付けアプリを探している方は、このアプリを選択して間違いないと思います。非常にいろいろな値の中から条件を設定できる、かつ、複数の条件も指定できるので、ほとんどの仕様に対応できるかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは本日も良い1日を!