[Shopifyサイト事例紹介No.2] オリジナル印刷ポテトを販売?Potato Parcel - EC PENGUIN

[Shopifyサイト事例紹介No.2] オリジナル印刷ポテトを販売?Potato Parcel

Shopify Potato Parcel ストア事例 

今回は「Potato Parcel(ポテト小包)」というオリジナルのテキストや写真をジャガイモに印刷して販売する不思議でユーモア溢れるサイトをご紹介します。最初にこのサイトをみたときは、こんなアイデアがあったのか!!と衝撃を受けました。

「ポテトに人の顔を印刷する」

という、ここまで振り切ったアイデアを出すのは、良い意味で海外らしいというか、非常に感動してしまい今回記事にすることにしました。

ちなみに、こちらのサイトはCNBCやPLAY BOYを始め、様々な海外メディアに取り上げられており、以前ブログにまとめたShopifyの海外公式セミナーでも紹介されています。

https://ec-penguin.com/blogs/shopify/first-step-to-make-sales

 

 遊び心満載のShopifyサイト「Potato Parcel」

Shopify 事例 potato parcel

このように"ジャガイモ"をメインテーマとしたこのShopifyサイトは、ジャガイモに顔を印刷して届けるサービスを提供しています。

この真ん中の写真のようにポテトに人の顔を印刷することができてしまうのです。ユーモア好きの友人の誕生日に、ちょっとしたお祝いに、笑える思い出に、様々なシーンに最適な商品とも言えるでしょう。

そして、1人の顔だけではなく、カップルでの商品も販売されています。友人カップルの記念日。ふざけ合うのが好きな夫婦の記念日にも良いかも知れませんね。

Shopify 夫婦 カップル ポテト尹作

さらには、ペットの写真を印刷することも可能になっているのです。(もはや可愛くて食べられない。。)

Shopify 犬 ポテト 商品

 

Potato Parcel 商品詳細ページにて挿入画像をアップロードする

ちなみに画像はどうやって入れるのかと見ていると、どうやら商品詳細ページで画像をアップロードした後、ジャガイモに挿入できるようでした。

Shopify Potato Parcel

しかもただ挿入するだけでなく、画像をアップにしたり、画像の位置を移動させたりできるようです。(商品詳細URL)

https://potatoparcel.com/products/potato-pal

なんて面白いサイト構成!

ちなみにこの画像情報はちゃんとカートまで保持されていました。

Shopify potato parcel カート

 

Potato Parcelができた経緯

それにしても、どのような経緯でこのShopifyサイトは出来上がったのでしょう。調べてみたらWikipediaに簡単な説明が載っていたので、要約して見ます。(Wikipediaなので、本当かは定かではありませんが、、)

  • 2015年5月にアメリカのテキサスにて開始された
  • Alex Craigさんが24歳の時に開始
  • University of North Texas 在学中にスタート
  • 最初はポテトに手書きのメッセージ

という感じの情報を得ることができました。

Shopify Potato Parcel メッセージ

最初は、このように近所のスーパーで購入したポテトに手書きでメッセージを書いていたようです。ちなみに当時Alexさんが付き合っていた彼女さんにこのビジネスプランを話したところ

『一つのポテトだって売れるはずがないわ。こんなアイデアは今まで聞いたアイデアの中で最もバカバカしいわ。』

と言われてしまったようです。しかし、販売開始から2日目でRedditで宣伝を開始したところ、$2,000(約20万円)のオーダーを獲得することができ、確信を持ったと話していました。

ちなみにPotato Parcelは2015年10月に設立者のAlexさんの手を離れ、Riad Bekhit氏によって$40,000(約500万円)で事業ごと購入されています。

 

 Shopify 事例紹介 オリジナルポテトを販売?Potato Parcel まとめ

世界中には、無数のECサイトが溢れていて、日々その数も増加していっています。そんなどんどん差別化が難しくなってきている業界で、このような革新的なアイデアは非常に魅了的で、ユーザーの心に突き刺さるものだなぁと感じました。(実際にこのサイトを最初に見たときは、眼からうろこで、グッと心に突き刺さるものがありました。)

バカバカしいほどのアイデアをこうやってオリジナリティの高い素敵な商品に仕立て上げ、人々に笑いを与えながら、ビジネスを回していけるのは、同じEC業界にいる身として非常に憧れを抱く存在です。

私も実は頭の中に、いくつかやりたいアイデアはあるのですが、まだまだ常識範囲内で目新しさはないなと反省しています。

もっと自分の中でアイデアを出して、統合、修正、加筆して、より良いビジネスアイデアにブラッシュアップしていくことができたら、

  • 運営していても楽しい
  • 購入者に感動、笑いを与えられる

ことができるのではないかと思いました。

Apple創業者のジョブズさんが仰っていた『Stay hungry, stay foolish』はやっぱり本質を捉えているのだなぁと再認識しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。それでは本日も良い1日を!

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